企業型DC(確定拠出年金)とは、企業が従業員の老後資産形成を支援するために導入する年金制度の一つです。従来の退職金制度や確定給付企業年金(DB)とは異なり、企業が掛金を拠出し、その運用は従業員自身が行う点が大きな特徴です。

企業にとっての最大のメリットは、掛金が全額損金算入できる点にあります。社会保険料の算定対象外となるため、給与として支給するよりも企業・従業員双方の負担を軽減できる仕組みです。

一方で、制度設計を誤ると
・従業員に理解されない
・「よく分からない福利厚生」として形骸化する
・導入したものの活用されない
といった事態も起こり得ます。

企業型DCは「導入すれば終わり」の制度ではありません。
制度説明、商品ラインナップの設計、定期的な情報提供など、運用後のサポート体制が制度の価値を大きく左右します。

そのため、当社では単なる制度導入支援ではなく、
「その企業にとって企業型DCが本当に必要か」
「どう設計すれば従業員と経営の双方にメリットがあるか」
という視点からコンサルティングを行っています。

企業型DCは、正しく理解し、戦略的に使ってこそ意味を持つ制度です。